簿記3級試験概要

簿記3級合格最短ルートの見つけ方/自分にあった勉強法を見つけるコツ

「よしっ!簿記3級の勉強をはじめるぞ!」
「やっぱり一人で独学は難しい?」

「通信講座が最近の王道?
それとも市販の参考書をやればじゅうぶんなのかな?」

 

そんな疑問がいっぱいでてくるあなたのために、簿記3級の自分にあった最短ルートを見つけるヒントをご紹介します。

せっかく勉強するなら、確実に合格したいですよね。
そして可能であるならば、回り道せず自分に合った最短ルートをとりたいですよね。

私自身は1度、簿記3級完全独学に完全に失敗し、その後、クレアールの通信講座のセミ独学で1発合格しています。

ぶっちゃけ回り道した者です!!

私の結論は、コスパ、タイパともにバランスのとれたセミ独学(オンライン講座)が1番オススメということになります。

数あるオンライン講座の中からクレアールを実際に受講して、3カ月の勉強で1発で簿記3級に合格しました。

通信講座であるセミ独学イチオシの私ですが、本当に自分に合った最短ルートなのか疑問に思いますよね。

本記事では他の勉強方法も紹介しつつ、あなたの簿記3級合格のための最短ルートをみつけるヒントになればと思います。

簿記の勉強方法はたった3つ!最短合格ルートは自分にあった勉強法を見つけること!

簿記の勉強の方法は、大きくわけて3つあります。

・完全独学

・スクール通学系

・オンライン、通信講座系(セミ独学)

時間やお金が無限にあるなら、簿記合格のための専門の家庭教師の方を雇って集中的に勉強すれば、ほぼ合格できますよね。

要は時間、お金もマックスでかけて勉強した場合です。
(アドバイスに従って、きちんと本人が勉強している前提条件はありますが)

ただし、私を含めこの記事を読んでいただいている皆様は、時間もお金もかけまくって確実に簿記3級を取得したいわけじゃないですよね。

本音は、時間は必要最低限、費用もできれば抑えめに~って方が多いと思います。

その点にも注目して、3つの勉強方法それぞれのメリット、デメリットをみていきます。

最近は上記3つだけでなく、通学+通信講座というような、ハイブリッド型もでてきていますが、本記事では割愛しております。

自由度の高さはピカイチ!完全独学が最短ルートの人

まずは誰もが真っ先に考えると予想する完全独学ルートです。
自分自身で書店で簿記の参考書や予想問題を購入し、コツコツ勉強していくスタイルです。

全ての人におすすめできるスタイルではありませんが、メリット、デメリット、自分にあっているか判断のポイントをあげていきますね。

完全独学のメリット

完全独学のメリットとは?

・参考書や予想問題集、教材費のトータル費用が安くつく。

・好きなときに好きなだけ勉強でき、好きな時に好きなだけ休める。

費用面で軍配があがるのが、完全独学。
書店で、参考書と予想問題集、予想模試を自分自身で選ぶ必要がありますが、買いすぎたり途中で浮気しない限りは、簿記3級合格のための費用5,000円以内も夢ではありません。

時間的自由度も最強なのが、完全独学。
他の勉強法の追随を許さず、本当に自由。やるもやらないも自分次第となります。

完全独学のデメリット

完全独学のデメリットは?

一言でいってしまうと、コストが安くつく分、時間がかかってしまうケースが多くなります。

・参考書や問題集を自分の目で見て、勉強を続けられるか判断して購入する必要がある。

・わからない問題やすっきりしない問題を友人に聞いたり、ネットやYou Tubeなどを利用して自分で解決する必要がある。

・金銭面で安くついている分、強制力があまり働かず、途中であきらめてしまう可能性もある。

簿記3級関連の参考書や問題集、予想模試など、各出版社から沢山でてますよね。
その中から自分にあったものを探す必要があります。
コストは安くつきますが、選ぶ時間はかかっちゃうのが難点です。

完全独学のつまづきポイントはわからない問題との遭遇です。
簿記をわかっている人に聞いてすぐ理解するのがベストです。
それが難しい方は、ネットやYouTube等で自分が納得できる解説等を探す必要があります。

コストが安くつきすぎると、あまり痛みを伴わないので、強制力が働きにくく、あきらめるリスクが高まります。

判断のポイント

自分が完全独学に向いているかどうかの判断のポイントは、以下のようになります。

・簿記以外の資格試験で、完全独学で勉強して資格取得した経験が一度でもある方。

・比較的時間の余裕があり、計画を立ててコツコツ勉強するのが得意な方。

・簿記勉強でいきづまったときに、気軽に相談できる相手が3人くらいはいる方。

特に他の資格を独学で取得されている方は、出題範囲が決まっていて、試験期間までに何をすべきか、合格までの道のりをある程度自分で計画通りに進めていける方です。

デメリットを克服できる方は基本的に完全独学でも大丈夫です。
なんの勉強をするにしても、必ず途中でわからない問題はでてくるので、それをすぐ解決できる環境がある方は強いですね。

あと、絶対この記事読んでなさそうなんですが(失礼)天才肌の方も完全独学向きです。
ごくたまにいるじゃないですが、学校の授業や本読むだけで理解して成績めっちゃよい人。

強制力の高さはハンパない!通学スクールが合格最短ルートの人

完全独学の次は、通学式、資格専門学校のようなスクールのところです。

資格取得といえば、今でこそ、ネット環境があるので独学や通信講座等ありますが、昔からあるのは通学式のスクールです。

講義から問題演習など、スクールごとに試験日に合格するためのカリキュラムが組まれている場合が多いです。

テレビのCMもたまにやってますし、YouTube広告でもでてきますね。

通学スクールのメリット

通学スクール、資格専門学校に通うメリットは?

・スクールに通って講義を受けることが前提条件となるので、カリキュラムに沿って計画通りに学ぶことができる。

・講義のわからない部分や問題の疑問点は講師にすぐに質問できる。

・一緒に合格を目指す同士と出会える。モチベーションアップにつながる。

スクールの強制力はまさにピカイチ。
通って学ぶ、学校方式なので、講義を受ける必要があるので、決まったペースで学んでいけるのがメリットですね。復習は必要ですが、自分で計画をたてる必要はありません。

わからないところも、リアル講師にすぐに質問し、解決できるのは大きなポイントです。

モチベーションアップのところを少し補足すると、心理学でピアプレッシャーというものがあります。

これは資格取得や勉強に当てはめると、周りの人たちが資格取得に向けて勉強しているすぐ横に座って勉強すると自分の勉強もはかどるという、お互いいい影響を与え合うことになる効果です。

このピアプレッシャーがうまく作用すると、資格取得へのモチベーションアップにもつながるということになります。

自分ひとりではなんだか勉強はかどらないな~というときも、友達同士で20時まで勉強一緒にやろうと決めてファミレスなどで勉強するとはかどるというのがいい例ですね。

スクール独自のメリットともいえますね。
逆にやる気のない人ばかりで、居眠りしている環境では意味がないことになっちゃいますが。

通学スクールのデメリット

通学スクールのデメリットは?

・完全独学、オンライン講座よりも、1番お金がかかる。

・自宅近くに通学のスクールがない場合、時間・費用がさらにかかる。

・ある程度カリキュラムが固定なので、個人に沿ったフレキシブルな計画が立てられない。

・独学、通信講座と異なり、すっぴん、パジャマ等の部屋着姿で気楽に受講というわけにはいかない。

やはりコスト面では1番費用がかかってしまうので、デメリットといえます。

自分が今住んでいる場所に、簿記のスクールが近くにあるかないかでも、時間やコスト面も影響してきます。

スクールにもよりますが休んだ場合の振替につい対応しているかなどよく確認する必要もありますね。

判断のポイント

通学式のスクールの判断のポイントは以下のようになります。

・スクールに通う時間的余裕、金銭的余裕があり、ある程度の強制感がないと本腰が入らない方

・通信環境が自宅に整っておらず、完全独学、セミ独学は難しい方。

・完全独学、セミ独学が苦手、あるいは何度か失敗している方。孤独な学習が苦手な方。

スクールの通学形式は必ずしも安くはつきませんが、カリキュラム通りに真面目に受けていけば努力が実りやすいといえますね。

独学と通学のいいとこどり!?オンライン・通信講座が最短ルートの人

3つ目は、最近定番になりつつある、大人気のオンライン・通信講座(セミ独学)になります。

完全独学と通学式のスクール型のいいとこどりとも言えます。
また忙しい人にも良く考えられたカリキュラムなので効率がいいです。

通信講座のメリット

通信講座、オンライン講座のメリットは?

・スマホ、タブレット、パソコン等、通信環境が整っていればどこでも勉強できること。

・完全独学ほど費用は安くつかないが、通学のスクール形式よりもお金がかからない。

・ほとんどの通信講座で、無料資料請求ができたり、お試し期間で講義動画等を試しに視聴できたり、始める前の不安を解消してくれるケースが多い。

・スクールと同様、合格のためのパッケージが用意されているので、何をやるべきかに迷わない。

まさにいいとこどりなのが、オンライン講座!
自由度が高い分、独学同様コツコツ進めていく必要はありますが、参考書や問題集を選ぶ必要もありません。講座によっては質問がOKなところがあるのが心強いです。

独学だと参考書や問題集を立ち読みできるけど、いくら実績があるとはいえ、いきなりオンライン講座に申し込むのは不安という方も、詳細資料を無料で請求できたり、お試し期間があったりするので安心です。

通信講座のデメリット

通信講座のデメリットは?

・完全独学ほどではありませんが、受講した講座内容で、自分で合格までの計画を立てて進める必要がある。

・通信講座のスクールによっては、質問や相談等も受け付けてなかったり、別料金の場合もあるので、はじめの申し込みのときに内容をしっかりチェックしなければならない。

判断のポイント

オンライン・通信講座の判断のポイントを説明します。

・参考書や問題集の完全独学に1度失敗した方で、スクールの通学には金銭的にも時間的にも難しい方。

・完全独学、通学型のスクールのメリットやデメリットをみて、両方自分には難しそうかも。
どっちも当てはまらないなという方。

オンライン・通信講座のセミ独学スタイルは、適度に金銭的負担もあり、強制力もあります。
経験談から、教材や問題演習が足りないっっ。やりたりないと不安になるということはまずありません。

よって、試験前に、この予想問題集もあれもと買ってやった方がいいかなという焦りにもつながりません。

通学のスクールと同様、教材を理解してきちんとやりこめば大丈夫です。

まとめ

以上より、簿記3級合格のための自分にあった最短ルートの見つけ方をメリット・デメリットをあげてご紹介しました。

せっかく簿記3級の資格取得を目指すので、できれば回り道をせず、最短ルートで合格を目指したいですよね。

みんな同じ思いですよね。

最近では、通学型&オンラインのハイブリッドタイプ等もでてきているようですが、基本的な選び方はかわりありません。

・完全独学

・スクール通学系

・オンライン、通信講座系(セミ独学)

 

金銭面、時間の問題でそれぞれ優先順位はことなりますが、納得できる勉強スタイルで臨むことをおすすめします。

 

 

 

 

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